旭川支部活動報告(啓明地区センター祭り演武&食べマルシェ演武)

旭川支部長  原 一浩

 

旭川支部の近況報告をさせて頂きます。

平成27年9月13日に、火曜日と土曜日に稽古を行っている啓明地区センターのお祭りがあるとの事で、地区センターの役員の方からお話を頂き、演武を行いました。

お祭りは啓明地区センターを利用しているサークルの成果を発表する場でもあるようで、カラオケやダンスのサークルも演技していました。

当日は、自分が仕事の関係で参加出来ず、茶帯の先輩方に段取り等をお願いしました。

啓明地区の町内の方々が見にいらっしゃると思い、少年部メインの構成と致しました。

全員で抜粋された基本稽古を行い、その後、帯毎に型と試割りを行いました。特に白帯は初めての演武という事でかなり緊張したようです。今回の試割りはほとんど板割りにしました。最後に茶帯の先輩方の演武では、児玉先輩が板を頭突きで割り、小坂先輩はバットを折りました。

啓明地区センターでの演武は初めてであり、見にいらっしゃった方々(年輩の方が多かった)も初めて空手の演武を見た人も多く、子供たちの可愛らしい動きと茶帯の先輩の迫力ある演武に見入っていたようです。後日、地区センターの役員の方に聞いた話ですと、かなりの好評価だったそうです。

翌週の9月21日には2回目となる旭川食べマルシェでの演武を行いました。

今年も旭川駅前のステージで沢山の人の前で演武する事が出来ました。旭川支部としてもメインとなる演武会であるので、観客の方々を飽きさせない構成と極真らしい迫力ある演武を肝に銘じて行っております。

6月に出演の申込みを行い、8月に出演の許可がおります。それから出演者を各道場にお願いし、出演の方々の技量や得意な技や型を鑑み、構成を練ります。試割りについても板、バット、角材、瓦、氷と多くの資材と使います。

氷については、何とか自主作成が出来ないものかと大成道場の川崎さんの協力を得て、試みましたが、上手くいかず、やはり餅屋は餅屋だと悟りました。

当日は、札幌から市川師範代、標茶から篠塚支部長、網走から小坂智樹くんの応援を頂きました。この場をお借り致しまして、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

演武開始は、13時からでしたので、10時半に近くの公園に集合し、リハーサルを行いました。事前に行う内容は周知しておりますが、立ち位置や試割りの配置、誰が何の資材を設置するのか?などリハーサルで詰めておきます。約1時間の演武ですが、資材の出し入れで一番時間が掛かり、見ている人も飽きてしまいますので、スムーズな流れを重視し、少しでも多くの演武を出来るようにしております。今年もそれが功を奏し、スムーズな配置が出来たと思います。細かな台本も作成しているのですが、実際に動いてみる事は大事な事です。

演武では、抜粋した基本稽古の後に、白帯から青帯まで型を行い、その後、板割りを行いました。黄帯は大会に出る選手だったので型のみの演武となりました。中学生は合わせ最破を行い、森晴香が4方割りを行いました。ここで組手を数組行って、雰囲気を変え、その後に上級者の演武へと移りました。基本的には型を演じてから試割りというパターンで、最後は市川師範代の型、試割りから、篠塚支部長のバット折り、久保先生の肘氷割り、安藤先輩の氷手刀割りと一気に流れるように行いました。

全体を見て、感じた事は昨年と重なった内容が多かったと思いました。来年は3回目ですので、内容も一新したいと思っております。幾つかのアイデアもありますので、具現化出来るように煮詰めていきたいと思っています。

他の反省点としては、少年部の型、試割りの時の気合いが足りなかったです。普段の稽古の時からしっかりと声を出して、それが気合いになるように指導していきたいと思います。また、待っている時の姿勢が気になりました。バックステージに立って控えるようにしましたが、演武をしている者を気にしているようなので、資材の搬入等がない者はステージ横に控えるようにしたいと思います。 

両演武会の模様は旭川東光道場のホームページに掲載しておりますので、ご覧頂ければと思います。 

師範、各先生、道場生各位のおかげで、今年は2つの演武会を開催する事が出来ました。ありがとうございました。来年以降も趣向を凝らして、演武会を開催し、それが道場生の増に貢献出来ればと思っております(これが非常に難しい)。



△戻る